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期:2024年10月22日(火)~24日(木)

問い合わせ:公益社団法人日本化学会 企画部

Mail: festa@chemistry.or.jp

公開企画日程表

2024年10月22日(火)

会場 9 10 11 12 13 14 15 16 17
A 10:30-10:40開会式 program 13:30-16:35文科省科研費新学術領域研究「水圏機能材料:環境に調和・応答するマテリアル構築学の創成」特別企画 :水と材料の学理:5年間で見えた水圏の未来 program
10:40-12:002024ノーベル賞解説講演 program

2024年10月23日(水)

会場 9 10 11 12 13 14 15 16 17
A 9:45-12:00文科省科研費学術変革領域研究(B)「反応駆動学」特別企画:活性点・反応場・輸送場のダイナミクス program 13:30-17:20産総研 特別企画:産総研の社会実装に向けた研究開発の取り組み program

2024年10月24日(木)

会場 9 10 11 12 13 14 15 16 17
A 9:30-12:00文科省科研費学術変革領域研究(A)「炭素資源変換を革新するグリーン触媒科学」特別企画:分子の構造に左右されない有機合成化学の確立を目指して program 13:30-17:30三井化学特別企画:触媒科学フォーラム~触媒科学最前線~ program
G 13:30-17:35公開講座「化学と発酵」 program

公開企画プログラム(Web予稿集)

各講演の講演番号をクリックすると予稿が閲覧可能です。

公開企画

10月22日(火)
開会式
日時
10月22日(火)10:30〜10:40
会場
A会場(5F 小ホール)
10:30-10:40
開会の挨拶
丸岡 啓二(日本化学会・会長/京都大学・特任教授)
加藤 隆史(化学フェスタ実行委員会・委員長/東京大学 大学院工学系研究科・教授)
2024ノーベル賞解説講演
担当委員:○加藤 隆史(東京大学)
本年度のノーベル賞の内容を、分かり易く解説する講演会を実施いたします。
日時
10月22日(火)10:40〜12:00
会場
A会場(5F 小ホール)
10:40-10:50
趣旨説明
加藤 隆史(化学フェスタ実行委員会・委員長/東京大学 大学院工学系研究科・教授)
10:50-12:00
ノーベル化学賞2024『タンパク質のデザインと構造予測』
小杉 貴洋(分子科学研究所 協奏分子システム研究センター 助教)
2024年のノーベル化学賞はDavid Baker博士が"for computational protein design"という名目で、Demis Hassabis博士とJohn M. Jumper博士が"for protein structure prediction"という名目で受賞されました。本講演では、生体分子タンパク質の自在な設計・創出を現実のものとする計算機によるタンパク質デザインと、AIの技術を用いてタンパク質の構造予測という長年の問題にブレイクスルーを起こしたAlphaFoldについて紹介いたします。また、演者がDavid Baker研究室で過ごした経験を活かし、これらの技術が発展してきた経緯についても、私見を交えながらお話ししたいと思います。
10月24日(木)
公開講座「化学と発酵」
担当委員:○植村 卓史(東京大学)、大石 真嘉(ライオン株式会社)、竹内 健太(日揮ユニバーサル株式会社)、
辻 勇人(神奈川大学)、平井 邦博(味の素株式会社)
発酵を知ることで、健康で楽しい食生活を送りませんか?化学とバイオの技術進歩により、伝統的な食品にも革新が起きています。本公開講座では、化学で迫る発酵食品のホットな話題をわかりやすくお話ししていただきます。一般の方から化学者まで、多くの方のご参加をお待ちしています。
日時
10月24日(木)13:30〜17:35
会場
G会場(2F 桃源)
13:30-13:35
開会挨拶
平井 邦博(味の素株式会社 バイオ・ファイン研究所・グループ長)
座長:竹内 健太(日揮ユニバーサル株式会社)
13:35-14:20
G3-05
発酵の科学 微生物が生み出す「旨さ」の秘訣
中島 春紫(明治大学 農学部・教授)
14:20-15:05
G3-06
おいしいワインを作るための化学分析
奥田 徹(山梨大学・理事/山梨大学 ワイン科学研究センター・教授)
座長:植村 卓史(東京大学)
15:10-15:55
G3-07
謎多き四国の後発酵茶の発酵メカニズムと微生物
堀江 祐範(産業技術総合研究所 口腔フレイル工学研究グループ・研究グループ長)
15:55-16:40
G3-08
漬物とぬか漬け 日本の伝統的発酵食の魅力に迫る
平井 啓理(株式会社西利・取締役製造本部長)
座長:大石 真嘉(ライオン株式会社)
16:45-17:30
G3-09
くさやから抗生物質!?その高い保存性の秘密
鈴木 敏弘(東京農業大学 応用生物科学部・准教授)
17:30-17:35
閉会挨拶
辻 勇人(神奈川大学 理学部・教授)

コラボレーション企画

各機関からの情報発信により産学官の交流深耕、連携促進の一助とすることを目的として、コラボレーション企画を実施します。どの企画も参加者にとって興味深く有益な情報が得られる場ですので、積極的にご参加下さい。

10月22日(火)
文科省科研費新学術領域研究「水圏機能材料:環境に調和・応答するマテリアル構築学の創成」特別企画 :水と材料の学理:5年間で見えた水圏の未来
企画担当:○加藤 隆史(東京大学)、辻 勇人(神奈川大学)、髙島 義徳(大阪大学)
担当委員:辻 勇人(神奈川大学)、髙島 義徳(大阪大学)
本新学術領域研究では、「水」の存在下において環境と調和・相互作用しながら機能を発現する材料を「水圏機能材料」と定義し、「水」と「材料」の相互作用を分子レベル・ナノ集合レベルでとらえて、新しいマテリアル構築学の創成を目指してきました。特別企画では、水と材料の学理について領域研究を通して分かってきたことを様々な角度から紹介します。
日時
10月22日(火)13:30〜16:35
会場
A会場(5F 小ホール)
13:30-13:35
開会挨拶
加藤 隆史(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
座長:辻 勇人(神奈川大学)
13:35-14:05
A1-02
水圏機能材料研究の進展と今後の展開
加藤 隆史(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
14:05-14:20
A1-03
水圏機能材料の軟X線分光理論計算による水の構造の解明
高橋 修(広島大学 大学院先進理工系科学研究科・准教授)
14:20-14:35
A1-04
計算科学による水圏機能材料の全原子シミュレーション
渡辺 豪(北里大学 未来工学部・教授)
14:35-14:50
A1-05
水圏合成で得られた生分解性無機コロイド液晶のフォトニック機能
加藤 利喜(岡山大学 異分野融合先端研究コア・特任助教)
座長:髙島 義徳(大阪大学)
15:00-15:30
A1-06
水圏機能材料のバイオ・環境機能開拓
田中 賢(九州大学 先導物質化学研究所・教授)
15:30-15:45
A1-07
水圏機能材料と水の界面における水の電子構造論的解析
鳥居 肇(静岡大学 工学部・教授)
15:45-16:00
A1-08
⽔圏で機能するイオン認識材料の開拓
中畑 雅樹(大阪大学 大学院理学研究科・助教)
16:00-16:15
A1-09
水圏で機能する有機電子材料の構築
藤野 智子(東京大学 物性研究所・助教)
16:15-16:30
A1-10
水圏で分子・イオンと選択的に相互作用する機能性炭素材料の開発
仁科 勇太(岡山大学 異分野融合先端研究コア・教授)
16:30-16:35
閉会挨拶
加藤 隆史(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
10月23日(水)
文科省科研費学術変革領域研究(B)「反応駆動学」特別企画:活性点・反応場・輸送場のダイナミクス
企画担当:○今岡 享稔(東京工業大学)
担当委員:髙島 義徳(大阪大学)、辻 勇人(神奈川大学)
文科省科研費学術変革領域研究(B)「反応駆動学」では、原子ひとつからなる触媒活性点のスケール(Å)から、化学反応が起こる舞台である反応場のスケール(nm)、反応場の周囲にある物質輸送領域のスケール(µm)に至るまで、これまで利用されてこなかった反応駆動力を活用する新しい学理「反応駆動学」を追求し、これまで不可能であった革新的な省エネルギー物質変換の実現を目指しています。本セッションでは、本領域の背景、目指すべきゴール、最近得られてきた研究成果について紹介します。
日時
10月23日(水)9:45〜12:00
会場
A会場(5F 小ホール)
09:45-09:55
開会挨拶
今岡 享稔(東京工業大学 科学技術創成研究院・准教授)
座長:今岡 享稔(東京工業大学)
09:55-10:15
A2-01
CO2還元を駆動する動的高分子膜の創製
齋藤 敬(京都大学 大学院総合生存学館・教授)
10:15-10:35
A2-02
選択的物質輸送を指向したナノ細孔の創製
久保 祥一(東京工業大学 科学技術創成研究院・准教授)
座長:齋藤 敬(京都大学)
10:35-10:55
A2-03
ゼオライト場を利用したCO2還元反応の高速駆動
織田 晃(名古屋大学 大学院工学研究科・助教)
10:55-11:15
A2-04
活性点の原子ダイナミクス解明にむけた大規模量子分子動力学計算手法の開拓
西村 好史(早稲田大学 理工学術院総合研究所・次席研究員)
座長:織田 晃(名古屋大学)
11:15-11:35
A2-05
微小活性点の機構解明にむけた超高感度ラマン分光法の開発
葛目 陽義(山梨大学 クリーンエネルギー研究センター・准教授)
11:35-11:55
A2-06
サブナノ粒子触媒によるCO2水素化の低温駆動
今岡 享稔(東京工業大学 科学技術創成研究院・准教授)
11:55-12:00
閉会挨拶
齋藤 敬(京都大学 大学院総合生存学館・教授)
産総研 特別企画:産総研の社会実装に向けた研究開発の取り組み
企画担当:○北 憲一郎(産業技術総合研究所)
担当委員:北 憲一郎(産業技術総合研究所)
産総研は、これまでに培った技術資産を速やかに産業界に実装するための取組として、2023年に(株)AIST Solutions(AISol)を設立しました。本企画では、AISolのマーケティング情報や連携機能を活用して、産総研の研究開発成果を産業界と一緒に社会実装するための取り組みを紹介します。
日時
10月23日(水)13:30〜17:20
会場
A会場(5F 小ホール)
13:30-13:35
開会挨拶
濱川 聡(産業技術総合研究所・執行役員/材料・化学領域・領域長)
13:35-13:40
趣旨説明
千野 靖正(産業技術総合研究所 材料・化学領域・研究企画室長)
座長:小久保 研(産業技術総合研究所)
13:40-14:05
A2-07
AISTグループとAIST Solutionsの紹介
逢坂 清治(株式会社AIST Solutions・代表取締役社長)
MPIプラットフォームとセラミック・合金拠点及び有機・バイオ材料拠点での研究紹介
14:05-14:20
A2-08
MPIプラットフォームの事業紹介
北本 大(株式会社AIST Solutions プロデュース事業本部・事業構想部・統括事業プロデューサ)
14:20-14:50
A2-09
中部センター セラミックス・合金拠点における研究事例~微構造、製造条件を活用した材料特性予測AIの開発~
古嶋 亮一(産業技術総合研究所 マルチマテリアル研究部門・軽量金属設計グループ長)
14:50-15:20
A2-10
中国センター 有機・バイオ材料拠点における研究事例~プロセスインフォマティクス(PI)技術によるナノセルロース複合材料開発の加速~
榊原 圭太(産業技術総合研究所 機能化学研究部門・セルロース材料グループ長)
座長:千野 靖正(産業技術総合研究所)
AISolプロデュース事業の事例紹介-ケミカルリサイクル
15:35-16:00
A2-11
AISolプロデュース事業の紹介
中林 亮(株式会社AIST Solutions プロデュース事業本部・事業構想部事業プロデューサ)
16:00-16:25
A2-12
ポリエステル繊維のケミカルリサイクルに向けた研究開発について
田中 真司(産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター・ケイ素化学チーム主任研究員)
AISolスタートアップの事例紹介ー(株)iFactory とデジタル駆動化学
16:25-16:50
A2-13
AISolスタートアップの紹介
玉置 広志(株式会社AIST Solutions プロデュース事業本部・本部長補佐)
16:50-17:15
A2-14
iFactoryの紹介と連続生産方式による医薬品製造技術の開発について
増田 光一郎(産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター・フロー・デジタル駆動化学チーム主任研究員)
17:15-17:20
閉会挨拶
遠藤 明(産業技術総合研究所 材料・化学領域・副領域長)
10月24日(木)
文科省科研費学術変革領域研究(A)「炭素資源変換を革新するグリーン触媒科学」特別企画:分子の構造に左右されない有機合成化学の確立を目指して
企画担当:○大井 貴史(名古屋大学)
担当委員:髙島 義徳(大阪大学)、辻 勇人(神奈川大学)
本学術変革領域では、光や電気エネルギーを利用した触媒によりラジカル反応を制御するための学理を創発し、物質生産の根幹を担う有機合成化学を持続型社会に適した姿に変革することを目指しています。本企画では、ラジカルの発生と結合形成の触媒的な制御に向けた関連分野における最先端の試みを紹介し、今後を展望します。
日時
10月24日(木)9:30〜12:00
会場
A会場(5F 小ホール)
09:30-09:40
開会挨拶
大井 貴史(名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所・教授)
座長:大宮 寛久(京都大学)
09:40-10:00
A3-01
⾼原⼦価⾦属−オキソ錯体を活性種とする選択的C-H酸化反応
小島 隆彦(筑波大学 数理物質系・教授)
10:00-10:20
A3-02
再生可能資源の効率的変換を指向した多機能固体触媒系の開発
金 雄傑(東京大学 大学院工学系研究科・助教)
10:20-10:40
A3-03
光ラジカル触媒の創製
大井 貴史(名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所・教授)
座長:大井 貴史(名古屋大学)
10:55-11:15
A3-04
コンピュータの力でラジカル発生過程を観ることはできるか?
横川 大輔(東京大学 大学院総合文化研究科・准教授)
11:15-11:35
A3-05
創薬・生命科学研究を加速する光ラジカル反応技術
大宮 寛久(京都大学 化学研究所・教授)
11:35-11:55
A3-06
π拡張ハロアレーンの電極メディエータとしての利用と速度論解析
信田 尚毅(横浜国立大学 大学院工学研究院・准教授)
11:55-12:00
閉会挨拶
大宮 寛久(京都大学 化学研究所・教授)
三井化学特別企画:触媒科学フォーラム~触媒科学最前線~
企画担当:○後藤 孝明(三井化学株式会社)
担当委員:後藤 孝明(三井化学株式会社)
三井化学は「地球環境と調和の中で、材料・物質の変革と創出を通して広く社会に貢献する」ことを目指しており、ものづくりの基盤技術である触媒科学の発展に向けて触媒科学フォーラムを開催いたします。触媒科学の第一線でご活躍の先生方による招待講演・2024年三井化学触媒科学賞受賞者より最先端の触媒技術をご紹介いただきます。
日時
10月24日(木)13:30〜17:30
会場
A会場(5F 小ホール)
澤本 光男(中部大学 先端研究センター・客員教授)
13:30-13:40
開会挨拶
柴田 真吾(三井化学株式会社・常務執行役員/研究開発本部長)
座長:小林 修(東京大学)
13:40-14:20
A3-07
【三井化学 触媒科学賞 受賞講演】Catalysis-Enabled Non-Obvious Transformations for Structural Modification
Guangbin Dong (University of Chicago・Professor)
座長:片岡 一則(ナノ医療イノベーションセンター(iCONM) )
14:20-15:00
A3-08
【招待講演】Diving into Chemical Networks of Living Organisms with Catalysts
金井 求(東京大学 大学院薬学系研究科・教授)
座長:袖岡 幹子(理化学研究所)
15:10-15:50
A3-09
【三井化学 触媒科学奨励賞 受賞講演】Sustainable Chemical Synthesis through Base Metal Catalysis and Radical Chemistry
Ming Joo Koh(National University of Singapore・Associate Professor)
座長:槇尾 晴之(三井化学株式会社)
15:50-16:30
A3-10
【三井化学 触媒科学奨励賞 受賞講演】Leveraging Ligand Fluxionality in Organonickel Catalysis
Keary Mark Engle(The Scripps Research Institute・Professor)
座長:岡崎 信也(三井化学株式会社)
16:30-17:10
A3-11
【招待講演】Biomass Conversion by Heterogeneous Catalysis
福岡 淳(北海道大学 触媒科学研究所・特任教授)
17:10-17:20
三井化学 触媒科学賞・触媒科学奨励賞 授賞式
17:20-17:30
閉会挨拶
橋本 修(三井化学株式会社・代表取締役社長)
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